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2012年3月17日 (土)

社説を読む 第10回


3/12付読売
 野田首相が記者会見で、本格的な復興の妨げとなっている被災地のがれき処理について、「国は一歩も二歩も前に出ていかないといけない」と積極的に取り組む姿勢を打ち出したのは当然だ。

 その上で、首相は「日本人の国民性が再び試されている」として、自治体や民間企業に、がれきの広域処理への協力を強く要請する方針を表明した。

 引き受け自治体が、東京都のほか2県の一部自治体にとどまっているのは極めて問題である。

【確かに問題だ。受け入れ拒否ってどういう神経してるの?】

3/12付毎日
 そのためにも、政府開発援助(ODA)に「国家予算の1%」という目標を掲げてはどうだろう。現在のODAは5612億円(12年度予算案)で、ピーク時の半分だ。これを予算の1%(約9000億円)ぐらいに増やすのである。

 ◇ODAに予算の1%を
 ODAの「1%目標」は、途上国の貧困や格差解消の役に立つだけでなく、世界と日本の連帯を深め、友人を増やすだろう。

 災害は貧困を加速させ、貧困は地域紛争やテロなどの温床にもなる。その根を絶ち、途上国が少しでも豊かになるよう協力することは、回り回って世界が豊かになり、安定することにつながる。それは、エネルギー資源のない通商国家・日本にとって、すぐれて現実的な生存戦略、安全保障でもあるのだ。

 危機の連鎖への対応は、原発事故でも重要だ。事故の実態を世界に説明し、再び大事故を起こさないため努力することは、ヒロシマ、ナガサキに続きフクシマという放射能の悲劇を経験した日本の、国際社会に対する貢献にもなろう。

3/16付朝日
 野田首相と関係閣僚は近く、関西電力大飯原発3、4号機の安全性を判断し、福井県など地元自治体に再稼働の理解を求めることになりそうだ。

 政府は夏の電力を心配している。だが、その前に肝心なのは原発の安全性だ。

(中略)

 どう考えても、旧来の想定による1次評価で「安全」というのは乱暴だろう。

 1次評価は昨年、政府が再稼働の判断材料として求めた。しかし、どこまで余裕があれば安全かを示すものではない。

 班目春樹・原子力安全委員長も「1次評価だけで安全性評価はできない」と言っている。

 次に実施する2次評価はもう少し踏み込み、「過酷事故が起きる」という前提で、事故後の被害拡大防止策などを考える。欧州のストレステストは、この2次評価と同様のものをさす。

【安全より経済が優先なんてありえん。】

3/16付朝日
 府教委の生野照子委員長は橋下氏と校長にメールを送り、「もっと悠々たる度量でご検討を」と口元監視をいさめた。

 それでも橋下氏は「これが服務規律を徹底するマネジメント」「ここまで徹底していかなければなりません」と校長の姿勢を高く評価するばかりだ。

 個人の歴史観で見解が分かれる君が代をめぐり、最高裁は職務命令で起立斉唱を強制することに慎重な考慮を求めている。

 1月には東京都の懲戒処分をめぐる判決で、いきすぎた制裁に歯止めをかけた。

 これに対して橋下氏は、君が代の起立斉唱は、良心や歴史認識の問題ではなく、公務員として守るべきルールであり、マネジメントのあり方だという主張を繰り返している。

 しかし、そもそも卒業式で口元を監視することが優れたマネジメントといえるのだろうか。

 卒業生を送り出す祝いの舞台が、校長の管理能力を試す場になっていないか。

 同僚の口元を凝視させられる教頭らの気持ちはどんなものだろう。教育者より管理者の意識ばかりを徹底させていないか。

 教員のもつ能力を最大限に引き出し、良好な学びの場を生徒らに提供することが校長の手腕であるはずだ。口元監視がそうした教育環境づくりに寄与するとはとても思えない。

【大阪(と東京)の教育は死にそうですね。最悪です。】


3/13付読売
 新たなエネルギー戦略で、政府が将来の「原発ゼロ」を掲げることは避けるべきだ。

3/14付読売
海保法改正案 領海警備と離島管理の強化を

【相手国を敵視するような政策に未来無し。】

3/15付読売
 中国は2010年からレアアースの輸出規制を強化し続けている。「環境と資源保護のため」と主張するが、自国企業に有利なように資源の囲い込みを狙っているのは明らかである。

【そうだろうか?中国の主張は真っ当に見えるのだが?】

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